5号:育毛剤の効果に頼る方法は頭皮が疲弊する

薄毛の人の頭皮は弱っているので、育毛剤の効果は強くて大きい負担になる。育毛剤の効果に頼る方法には限界がある。育毛剤が効く頭皮で使うと効果に繋がるのが基本。 

育毛剤の効果に頼る方法には限界がある

今号の問題提起!

育毛剤の効果に頼る方法では頭皮が疲弊して毛が増えない!

薄毛が気になり始めると、育毛剤の効果を探し使い始める人は多いです。確かに、薄毛は血行の悪さが影響していることもあるので、ある意味育毛剤の効果で血行を良くして薄毛を治す・改善する方法は間違っていないように思えます。

育毛剤の効果には限度がある

ところがどっこい。育毛剤の効果では上手くはいかないのが現実ですよね。実際にいろんな育毛剤を使い、効果がなくてあきらめてしまった人や、炎症を起こしたり、抜け毛が増えたり、抜け毛が減ったりして、薄毛が進行している人は多いのではないでしょうか?

育毛剤の効果で頭皮と毛の異常

特に高い発毛を訴えている育毛剤の効果や急激に抜け毛が減ると訴えている育毛剤の効果に頼っている人ほど頭皮に異常が出たり、抜け毛が減ったのに生えてくる毛は産毛ばかりで、すぐに抜けてしまうような状態になっているようです。

育毛剤の効果の4つの悲劇

  1. 育毛剤の効果と性格をよく理解していない悲劇
  2. 育毛剤をどんな時に使えば効果的なのか知らされていない悲劇
  3. その育毛剤の効果によるマイナス面を知らされていない悲劇
  4. 育毛剤を効果的に使う方法をしらない悲劇

としか言いようがありません。

「薄毛」になるには理由や原因があります。

この理由や原因を解決するのが育毛剤の効果なら、育毛剤の効果で薄毛が治るのが普通です。「薄毛」の理由や原因を解消しているわけではないので、育毛剤の効果で髪の毛を維持できるかどうかは分かりません。

薄毛に理由や原因は1個や2個ではなく、最低でも6個以上あると言われ、なおかつ頭皮の問題から始まり、体の内部的な問題やその人の生活習慣、食習慣、体質、好んで使ってきたヘアケア製品に至るまで多肢に渡るからです。

こんな多肢に渡る理由・原因を、たった1つの育毛剤の効果で解決しようとする方が無理なのです。

薄毛の人の頭皮に育毛剤の効果は負担

そして、一番気をつけたいのは、「薄毛の人の頭皮は弱っている」ことがほとんどなのだと言うこと。弱っている頭皮に育毛剤の効果を作用させればどうなるかは、ちょっと考えれば明らかですよね。

過労で寝込んでいる時はどうする?

分りやすく言えば、薄毛の人の頭皮は疲れきって寝込んでいる人の体と同じだ言えます。

体が疲れ切って寝込んでいる場合、皆さんはどうしますか?

ゆっくり寝て、最初はおかゆ等食べてゆっくりと体力が回復するのを待って、少しずつ精のつくものを食べますよね。

そして、ある程度体に力がついてきた時点でゆっくりとリハビリして歩けるようにしていき、最後には「健康的な運動」をすることで回復してきます。

育毛剤も頭皮が健康で元気な時に使うと効果に繋がるのです。

育毛剤の効果は負担が大き過ぎ

育毛剤の効果に頼ると言うことは、最後の「健康的な運動」をいきなりさせるのと同じ事になりますから、体に負担を強いるのと同じで、大きな負担を頭皮に強いることになってしまうのです。

育毛剤の効果で頭皮が弱まると抜け毛は減る

育毛剤の効果に頼る方法で抜け毛が減るのは良くなっているからではなく、育毛剤の効果である作用や刺激によって、毛を作る働きや毛を育てる組織の力が低下したからです。生え替わる力が無くなっているのです。

その為、生え替わってくる毛はさらに細い毛になり、成長期が短くなった毛にしか育たなくなるので抜け毛が減るのです。

頭皮を洗って育毛剤の効果に頼る方法では、薄毛が解消する確率は非常に低く、かつ頭皮を悪くしやすいのはこの為なのです。

皆さんは健康ですか?そして元気がありますか?

現在は、体に異常がないのに元気のない人が非常に多いです。最近は、滋養強壮剤がコンビニでも手軽に買えるので、利用している人は多いです。

  • 毎日飲んでいる人はどうですか?効果はありますか?
  • 最初は良いが、段々と効果がなくなるのではないですか?

体が健康で元気がある時に、一時的に疲れたからと言って滋養強壮剤を飲むと効果てきめんです。

滋養強壮剤を飲むのに似ている

ところが疲れが溜まってきて、休みを取らずにいるといつもの滋養強壮剤の効果がなくなり、さらに強い滋養強壮剤を飲まないと効かなくなりますよね。

育毛剤の効果に頼る方法は、体を休めずに滋養強壮剤を飲み続ける事に等しいですね。育毛剤の効果が段々なくなり、さらに強い育毛剤を使わないと効果が出なくなり、最後には打つ手がなくなってしまうのです。

こういう意味でも育毛剤の効果に頼る方法には限界があるのです。

育毛剤が不要なのではなく、育毛剤の効果に頼るだけの方法には限界があるのです。

5号は平成14年(2002年)7月8日に配信したメールマガジンです。

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