98号:一般的な育毛方法ではなく「あなた」に必要な育毛方法から

効果があると言う育毛方法の情報は「あなた」の薄毛を治す育毛方法の情報ではなく、一般的な育毛方法の情報ですから、「あなた」の薄毛を治す育毛方法にはほとんど役立ちません。 

必要なのは「あなた」の育毛方法。他人様ではない。

今号の問題提起!
他人様に効果のあった情報は、「あなた」の育毛方法に該当しないことの方が多い。あなたは他人様ではないのだから。一般的な情報ではなく「あなた」の薄毛を改善する「あなた」の育毛方法が必要。

人間誰しも、他人様が上手くいった育毛方法の情報を知りたいし、その人の真似をすれば、【自分も上手くいくと錯覚してしまいます】よね。
何故錯覚なのか?が、今号のテーマです。

他人の育毛方法真似をして失敗している

例えば、

  • 人が成功したら「あの人どのようにして成功したの?」とか
  • 誰かが大もうけをしたら「あの人どのようにして儲けたの?」とか
  • 誰かの毛が増えたと聞けば「あの人どのようにしたら増えたの?」とか

聞きたくなるものです。

そして、多くの人は、その成功者や儲けた人・毛を増やした人の育毛方法の真似をすれば、自分も同じようになれると勘違いします。

何故?育毛方法が勘違いなのか?

それは、「あなた」と「成功した人」は同一人物ではないのですから、成功した人の育毛方法の真似をして上手くいくことはほとんどありません。時たまとか一時的なら、上手くいくことは十二分にあり得ますが・・・。

もし、「あなた」が、

  1. 上手くいった人と全く同じ人で、
  2. そして、同じ歴史を歩んできていて、
  3. 同じ環境にいるのなら、
  4. 同じことをすれば、
  5. 同じ結果になるかもしれません。

でも、普通は「1.2.3」が違うのですから、「4」をしても「5」は違った結果になるものです。だから、他人の育毛方法の真似をして上手くいくと考えるのは勘違いなのです。

そして、今日の本題中の本題です。

男性の薄毛の原因は男性ホルモンか?

例えば、一般的に男性の薄毛の原因は、性ホルモンの影響だと言われています。

でもこれは、あくまでも一般論であって、「あなた」の話ではありません。

去勢すれば禿ない

この一般論は、どこからきているのか?と言うと「睾丸を去勢した男性は禿げない」ことから導き出されていると言われています。はっきり言えないのは、私自身そんな実験をしたことがないからです。

また、禿げた男性が睾丸を去勢したら、毛が生えてきてフサフサに戻るのかどうかはは知りません。そんな実験があれば知りたいし見たいですね。

睾丸を去勢すると禿げない?

「睾丸を去勢した男性は禿げない」ことから、男性の薄毛の原因は、「たぶん」男性ホルモンの影響じゃないか?と言うところですね。

一般論的な育毛方法の話は「あなた」の話ではない

でも、これって、あくまでも一般論であって、かつ「たぶん」の話だから確定じゃないこと、と「貴男」の話ではないことが大事な見方です。テストステロンと5αリアクターゼ2型の話も同じです。

ここを間違えないで下さい。

「貴男」の薄毛の【原因の一つ】かもしれないけど、原因に特定してしまっては非常に危険ですよ。ってこなのです。可能性の話。

じゃ、女性の薄毛の原因は、一般論的には何?

現代では加齢やホルモンバランスを崩している等は言われていますが、最近はカラーじゃないの?と言われるようになったようです。ですが、カラーをしたから薄毛になるわけではないのですね。

女性の薄毛の原因は男性ホルモンじゃない

はたまた、女性の男性化が言われていることから、無理やり男性ホルモンを女性の薄毛の原因に祭り上げる人までいます。

女性は、「薄くならない」「禿げない」と言われていたので、昔は女性の薄毛で一般的に言われる原因はありませんでした。

薄毛の原因は多肢に渡る

使っているヘアケア製品であったり、カラーやパーマや縮毛矯正であったり、食生活や生活習慣や性格的なことであったりして複雑怪奇です。

何故これだけも薄毛の原因があるのか?と言うと、人は全て違うからです。

  1. 上手くいった人と全く違う人で、
  2. そして、違う歴史を歩んできていて、
  3. 違う環境にいるのですから、
  4. 上手くいった人と同じことをすれば、
  5. 全く違う結果になるのが当然なのです。

育毛方法の一般情報は雑把なもの

そして、情報を発信する場合ある特定の人をターゲットにして発信はしません。したくても出来ません。

情報を出す場合、多くの人に見てもらい・聞いてもらうのが目的ですから、どうしても大雑把な大きなくくりでの話しになってしまいます。「あなた」を対象にして情報を発信しているのではないのです。

だから、一般情報をそのままご自分に当てはめてしまうと大きな怪我をしてしまうのです。

そうではなく、原因は人様々でかつ一人でたくさんの原因を抱えているのですから、「あなた」のPointや問題となるところを押さえたケアを行うことで、始めて効果的にケアができる育毛方法だと言えます。

97号は平成19年(2007年)6月27日に配信したメールマガジンです

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