客観的に今の頭皮のことを知る
今号の問題提起!
弊社の相談室で、頭皮の温浴ケアを受けてみて下さい。あなたの本当の状態が分かります。
温水で頭皮を洗うと、今の頭皮の状態がよ~く分かるのは、私のブログを定期的に読んで頂いている方には、何度も書いていることですね。
温水で洗っても何も取れない女性
ある女性のご相談者の話
頭皮の温浴をすると、少しシャンプーの残留が見られましたが、皮脂なんて全く取れませんでした。それでも、この女性の場合は分け目が薄くなっています。
綺麗にし過ぎると頭皮の老化が進行する
要は頭皮が綺麗過ぎるのですね。綺麗にし過ぎることで頭皮の老化度を促進しているのです。
綺麗にすることが駄目と言うことに「???」に思いますか?「???」に思うなら、あなたも薄いか、薄くなっていく素質を持っているということです。
同じようなシャンプーを使っている
この女性の場合は、今まで薄いのをなんとかしたくて、色々なシャンプーを使ってきたそうです。
多くの薄毛で悩んでいる女性は、同じような製品を使っています。でも薄毛が解消されていません。
理由は、綺麗にし過ぎているからです。清潔にしないといけないと思わされているのです。
シャンプー等の残留物が取れ過ぎる男性の場合
ある男性のご相談者の話
頭皮の温浴をすると、シャンプーの残留物は大量に取れて、桶状の器が洗濯槽状態。大げさに言っているのではないのですよ。本当に洗濯槽のように泡立つのです。
また、皮脂も大量に取れました。が、年齢からすると平均値くらいですので異常ではありません。皮脂の状態も特に異常のある状態ではありませんでした。
すすぎをちゃんとしての残るものは残る
この男性曰く
「すすぎをちゃんとしているのいどうして??」絶句状態。
この男性の場合は、残留しやすいシャンプーを長年使ってきていたのが悪いのです。薄いの気にしていらっしゃったので、当然育毛に役立つと言われるシャンプーを色々と使ってきていらっしゃいます。
シャンプーの目的に大きな原因がある
特に、問題なのはミネラルや美容成分や秘伝の成分が頭皮に栄養を与え毛穴内部に浸透すると言われているシャンプーです。この男性が使ってきたのは、そんなシャンプーです。
シャンプー等ヘアケア製品の残留が激しい女性
ある女性のご相談者の話
頭皮の温浴を行うと上記の男性と同じで、シャンプーがたくさん残留していました。洗濯槽のように泡立ちました。でも、皮脂はあまり取れませんでした。
カラーで髪も頭皮も痛める
カラーで髪も相当痛んでいましたから、頭皮も毛穴内部も相当痛めていると予測がつきます。
この女性も絶句状態。
当然ですね。この女性が長い間使ってきたシャンプー等のヘアケア製品は、ネット上では「植物性の成分を使っているから安全だ。」と訴えて合成物を非難しているサイトなのですから。
いくら、植物性でも洗濯槽になるくらいに残留するものが育毛に役立つわけがありません。現実に、この女性は長い間使っていて悪くしていったのですから。
ほとんど何も取れない男性
ある男性のご相談者の話
頭皮の温浴を行うと、男性にしては珍しく、シャンプーの残留物と皮脂が少しとれただけでした。
この男性の場合はシャンプー等のヘアケア製品以外の原因が色々あったのですが、皮脂を取るようなケアを行うと確実に。毛を無くしますね。
以上のように4名の方を例に挙げてみました。たった4名ですが、同じ女性でも正反対の状態の人もいますし、同じ男性でも正反対の状態の人もいます。
実際に温浴を行うと分かることが多い
この違いは、実際に温浴をしてみないと分からないのですね。
私は、メールやお電話でも相談を受けていますが、一番分からないのが、上記のような温浴をしてみないと分からない内容です。
先入観を持ったご相談が多い
それに、相談する側もかなり先入観を持った回答をされるので、予測付かないことがあります。
先入観を持ったご相談と感じた場合には、いろんな角度からお話を聞いた上で、「もし、この人が温浴をしたらどうなるだろう?」と実際に相談室にいらっしゃった方々のご相談内容と照らし合わせながら予測していくようにしています。
そうすると、大きく間違えることが無くなりました。
悩んでいるとどうしても、予断を持っていろんな判断をしてしまい勝ちです。特に、今は情報が氾濫しているので、予断を持ってしまい勝ちになります。
現実に、メールでのご相談の場合には、「あなたが感じたことをそのまま選択して書いて下さい」と書いているのに、育毛サロンの無料体験で言われたとか、理髪店のオーナーに言われたとか、○○と言うページや情報販売に書いていたとか、予断を持って回答を頂くことが多いです。
ご自身が素直にどのように感じているのかが一番大事で、一番客観的に見え感じることなのです。
主観とは何かの判断基準を持っていて、その基準で判断するから主観なのです。「感じたもの」を「見たもの」をそのまま素直に表現することがそんなに難しいでしょうか?
55号は平成18年(2006年)9月9日に配信したメールマガジンです。