20号:抜け毛を減らす育毛の効果で毛を無くす。

抜け毛が多いから抜け毛を減らす・本数が少なく見えるから発毛させる。何かのきっかけで抜け毛が増えて薄毛になったのなら、抜け毛を減らす育毛の効果は毛を無くす育毛の効果に繋がる。 

抜け毛を減らす効果は毛を無くす効果に繋がる

今号の問題提起!
抜け毛を減らす・発毛させる効果は、毛を無くす育毛効果に繋がるのです。

このメールマガジンを読んでいる人は、薄毛に悩んでいたり、髪の量が少ないことに悩んでいる人が多いと思います。

そんな「あなた」は、育毛に抜け毛減少や発毛を求めますか?

「そんなの分かりきっているでしょう。毛がフサフサに戻ることです。毛の量が増えることです。それもすぐにでも増えて欲しいと思っています。」とお答えになるでしょう。

普通は、現在の自分の状態を見て、毛が増える為に何をどうするのか?を考えます。

抜け毛を減らす・発毛させるはお客様のニーズ

が、ここにご自分の希望や毛が増える効果の憶測(抜け毛を減らせば、発毛させれば毛が増えるはずだ)が絡んできます。この希望や毛が増える効果の憶測(抜け毛を減らせば、発毛させれば毛が増えるはずだ)が、商売ベースから見ると「お客様のニーズ」になるのです。

物を売りたい人や情報を売りたい人は、「悩んでいる人なら、こういう効果を望んでいるだろう」とリサーチしたりするわけです。

だから、貴方の希望をかなえてくれそうな謳い文句の製品や方法が氾濫していますよね。

その謳い文句通りに希望がかない、結果的に毛が増えれば何の文句もないし、育毛サロン等も掲示板で誹謗中傷されることもないのです。このお客様のニーズ(抜け毛を減らせば、発毛させれば毛が増えるはずだ)では、毛が増えないので誹謗中傷や文句が出るのです

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抜け毛を減らす・発毛させる効果を望んでいるから毛を無くす

話はずれしまうので、元に戻します。

では、「毛がフサフサに戻る」「毛の量が増える」為に必要な効果に対する、あなたの希望はどんなものでしょう?

  1. 抜け毛が減ること?
  2. 抜け毛を無くして、毛を生やしたい?
  3. 毛が生えてくること(発毛)?
  4. ミルミル毛が増えること、生えること?
  5. 今のまま現状を維持すること?
  6. 毛を太くしたい?
  7. 生えていないところに生やしたい?
  8. 後退しているところを元に戻したい?
  9. 本数を増やしたい?
  10. 2本毛3本毛の毛穴を増やしたい?
  11. 2ヶ月3ヶ月、長くかかっても6ヶ月で何とかしたい?

以上のように色々ありますが、これらは全て現状の症状を見て判断した希望であったり、毛が増える効果の憶測です。

見た目の症状から判断する希望もありますが、薄毛になるきっかけを原因として捉えて、原因(きっかけ)を潰し改善できれば結果に繋がると思っていらっしゃる人もいます。

薄毛になるきっかけには何がある?

誰でも薄毛になっていく時には、いきなり薄くなるのではなく、気が付いた時には何回かの生え替わりを経ています。

何回かの生え替わりを経ることで、何かがきっかけで抜け毛が急増したり、気が付いた時には薄い部分が広がっていたり、毛が細くなっていたりして「あれ?私って薄毛」と気づくようになります。

抜け毛が急増するきっかけの事例

  • カラーやパーマを行った
  • シャンプーを変えた
  • 育毛剤を使った
  • 育毛のケアを始めた
  • ダイエットをした
  • 引っ越しで環境が変わった
  • 配置転換で環境が変わった
  • 精神的なストレスを受けた
  • 妊娠出産をした
  • 等々

上記の通り個別には色々ありますが、きっかけがあった時に一気に薄くなる場合もありますが、ジワリジワリと進行していく場合もあります。

あくまでの抜け毛が急増するきっかけになっているだけで、薄毛の原因にはなっていないのです(きっかけだけど、何年も続けていることが原因になることもある)。だから、きっかけを原因だと考えていると毛は回復しないばかりか、こじらせてしまい、後々のケアで苦労する元を作ることにもなります。

  1. 例えば、シャンプーを変えたら抜け毛が急増して薄くなったとしましょう。

    以前のシャンプーに戻したら抜け毛が減るでしょうが、毛は回復しません。シャンプーを変えたのは抜け毛が増えるきっかけに過ぎない上に、抜け毛が減っても毛は増えないからです。

  2. 例えば、毛が抜けることや抜け毛が増えることが原因だと考えて、

    抜け毛を減らすことを考えたり、抜け毛が減ることが育毛だと思っていると、毛の生え代わるサイクルを乱してしまうので、抜け毛が減って毛の量も減ることになってしまいます。

  3. 例えば、毛の本数が増えれば毛が戻ると思って発毛を志せば、

    生えるには生えてくるが産毛程度しか生えない頭皮になってしまいます。

こうして、表面に出ている症状から判断してのご自分の希望や毛が増える効果の憶測で何とかしようとしたり、きっかけを原因と間違えてケアをしていると、どうしようもできない状態に頭皮をいじめている場合が現在は非常に多いのです。

20号は平成16年(2004年)5月17日に配信したメールマガジンです。

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