26号:誹謗中傷されるものと、誹謗中傷されないもの

誹謗中傷は、初期の期待度により左右される。初期の効果がよいものは誹謗中傷されなが、後々で毛の育たなくなる頭皮にする製品や方法の可能性が高い。高価な製品も効果に繋がらないと誹謗中傷されやすい。

26号:誹謗中傷されるものと、されないものの違いは何??

今号の問題提起!
誹謗中傷されるものが悪い!売れているものが良い!は本当か?

JR福知山線の列車の脱線事故でたくさんの方が亡くなられました。非常に痛ましい限りです。亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

この事故原因等の調査結果をみていると、常々育毛相談を承っていて感じる事と共通する事柄があります。次回は予定を変えて、その辺について書きたいと思います。

以下からは、本号の本題

誹謗中傷されるものは悪い物か?

世間には山と言うほど育毛製品があり、山と言うほどいろんな育毛法や情報が出回っています。たくさんある製品・方法・情報でも、誹謗中傷されるものもあれば誹謗中傷されないものもあります。

この違いって何だと思いますか?

誹謗中傷されないものは良いもので、

誹謗中傷されるものは悪いものなのでしょうか?

誹謗中傷は金額と期待度による

私はいろんな方のお話を直接お聞きする立場にいますが、誹謗中傷されるかされないかは、以下の3つの期待度によるところが大きいと感じています。

  1. 製品を使う人
  2. その方法を採る人
  3. 情報を信じる人

これらの3つの人が使う金額の大きさとその期待度とにあるように思います。

期待度は使う金額が大きくなればなるほど大きくなり、自分が期待したほどではなかった場合に誹謗中傷の的にされると言うことです

それと、弊社でケアをされる人を見ていると、以下のように人により価値観が大きく違います。

人により価値観の差で誹謗中傷は変わる

  1. 育毛サロン系を渡り歩いてきた人は「そんなに安くできるのですか」と言いますし、
  2. ドラッグストアに売っている育毛剤や石鹸系のシャンプー等手近にあるものを使ってきた人は「そんなに費用がかかるのですか」と驚かれます。

多くの場合、使う費用がかかればかかるほど期待度も大きく、使う費用が少なければ少ないほど期待度も低い訳です(期待度は低くてもどこかで効果を期待はしています)。

費用は100万円単位=誹謗中傷の元

育毛サロンなんかはかかる費用が半端な金額ではなく=2年で300万とか1年=100万とか、これが誹謗中傷の根本的なところでしょうね。

だってこれだけ費用がかかれば、誰でも優れた効果で薄毛は確実に治ると思いますもの。でも治らない人が多いのですね。治る人もいるが、相当確率的には低いようです。(だから誹謗中傷される)

費用対効果で期待度が大きくなる=誹謗中傷の元

使った費用がその人にとって大きく感じている場合には、感じている期待度は通常よりも大きいものになりますから、【小さい効果にしか感じない】とか【上手くいっていないと感じ】れば、不満と不信の感情で一杯になり誹謗中傷されることになります。

期待度を超えれば効果が誇張される

反対に使った費用がその人にとって少なく感じている場合には、感じている期待度は通常よりも小さいものですから、たまたま上手く行った時には、それが小さな効果であっても満足度は非常に大きなものになりります。誇張した効果として表現されるわけです。

メールでのやり取りの怖さ

メールやネット上の掲示板や口コミサイトの怖さは、実際との差が大きくあることにあります。

メールでの相談を行う際には、常にご相談者が上記の感情の中のどの当たりでメールを下さっているのかを考えますし、直接同じご相談者とお会いして拝見した時とメールに記載されていることとの差を見比べるようにしています。

すると、メールに記述されている内容と実際の状態には、かなり大きな差があるのですね。同じ薄毛と言う言葉を使っていても、メールを下さった方の基準と私の基準に大きな差があるのです。

客観的に見る時と主観で見る時

すると直接拝見した状態とメール相談で記載されていたことには、ほとんどの場合大きく差があります。

客観的に見るとさほど薄毛が進行していないのに、主観で見ると「地肌が丸見えだ」とか、客観的に見ると全く薄くなっていないのに、主観では「ハゲた」なんておっしゃる人までいるのです。

弊社のご相談者の傾向

私が育毛に使って頂いている製品は比較的高価ですので、多くの人は過剰な期待を持ってケアをされているのが良く分かります。

今まで手近な製品や個人輸入で安価に手に入れていた人にとっては、高価な製品は魔法の製品に感じるようですね。

弊社でのケアの効果の見方

ケアの効果の出方を客観的にみる為に、写真を撮って見比べるようにしています。今まで手近な安価な製品しか使って来なかった人は、必ず【「上手く行かない」】【「かえって進行した」】とメールを下さるので、直接お会いして写真を見比べるようにします。

写真で見比べると客観的に分かる

すると100人中80人くらいまでの人は、良くなっているのです。残りの20人のうち15人くらいの人は、製品をちゃんと使っていません。(こう言った方々に誹謗中傷されやすい)

残りの5人の人は、弊社に来る前にロゲイン等で過激なことをして頭皮を壊していたり、ご自身の習慣や性格的なことから中々上手く行かない人たちです。(こう言った方々に誹謗中傷されやすい)

手近にある安価な製品や個人輸入の製品

これらの人たちは、今まで手近な製品や安価な個人輸入の製品を使ってきて、薄毛を治せずに進行してきているのです。

弊社で増えるようになっている(少なくとも減らなくなっている)から、普通は喜んで欲しいのですが、どうしても使った金額と比較しますから中々満足して頂けません。と言っても、私のところなら使う金額は育毛サロンの5分の1~10分の1程度です。

手近な製品や個人輸入の製品に効果があるのか?

では、あまり誹謗中傷の的にならない、手近な製品や個人輸入の安価な製品や世間一般に流れている情報で、本当に効果があるのでしょうか?

よく考えてみて下さい。

  1. 安価な手近な製品
  2. 効果ばかりの個人輸入で手に入れることのできる製品
  3. 無料か有償かは問いませんが個人の発信している経験による情報

誹謗中傷の的にならない?

これらで薄毛が治るなら、今時薄毛で悩んでいる人は無くなっています。昔から「私はこれでハゲが治った」と言う話はいくらでもあります。中には「青汁を飲んだら治った」と言う人もいます。でも現実には薄毛人口は増えているのです。

期待度が低い。自分で選んでいる

ところが、上記の「1」「2」「3」はほとんど誹謗中傷の的にはなりません。期待度が低いから誹謗中傷されないだけです。(自分で選んだからと言うこともあるでしょうね)

そればかりか、安価だから経済的に続け易いことから、効果があるないに関わらず継続されやすいのです。もし、売れているとしても、効果があるからではなく、安価で経済的に続けやすいからです。

ご相談者の声をお聞きすると

  • 「効果はないけど気休めに」とか
  • 「何かしなと安心できないので手近な安価なもので」とか

言う人が圧倒的に多いです。

誹謗中傷されないものが効果のある製品とは言えない

  • 「売れているから」とか
  • 「売れているようだ」とか
  • 「継続している人が多いから」とか

効果があるとかないとかとは別の問題です。効果も何も無いのに売れているいるだけの可能性の方が、圧倒的に高いと言えます。広告や宣伝が上手いだけなのでしょうね。

薄毛で悩んでいる人が10000人程度いれば、その内の9999人くらいまでの人が、いの一番に、上記の1.2.3.の製品や方法を採るでしょう。2番目3番目くらいに私のところで扱っている製品が入ってくることがあるかもしれませんね。

いの一番に私のところでケアを行うのは、10000人のうち良くても1人くらいの人ではないでしょうか?

でも私のところでの継続率は非常に高いのです。私が育毛に使う製品は比較的高価です。にも関わらず2年3年4年5年と継続される方がたくさんいらっしゃいます。

高価なものを継続するのは、「良いから」「何らかの効果を感じているから」ですよね。普通は。

くれぐれも安価な手近な製品や効果ばかりの個人輸入の製品や無料有償の個人の発信する経験による情報で頭皮や体を壊さないようにして下さい。

最近は、天然物=安全、ハーブ=安全、と言うような根拠のない情報が多いので注意して下さいね。

26号は平成17年(2005年)5月14日に配信したメールマガジンです。

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