24号:ひと昔前まではハゲ家系の人しかハゲなかった。

現代では、薄毛やハゲは低年齢化し、家系・性別も関係なく、薄毛やハゲの人が増えています。1980年代以前と今とで何が違うのでしょう? 30歳代以下の若い男性と女性にも増えているのです。

一昔前までは、ハゲ家系の人しかハゲなかった

今号の問題提起!
男性ホルモンは薄毛の原因の1つであって、他の原因が増えているのが現代社会。

最近はと言ってもここ2005年~2009年の4年程度ですが、急激に20才代前半の人や10代後半の人のご相談が増えてきました。20年とか25年くらい前には考えられなかったことです。

1980年代より前なら、ハゲるのは、「家系に(お父さんやお爺さん)がハゲているから、自分も年を取ればハゲる」くらいにしか誰も考えていませんでした。

薄毛・ハゲる年齢が低年齢化している

現実に、ハゲる人は年を取ってから、40歳を超える頃から怪しくなり、45歳くらいで危ないと感じ始め、50歳くらいからハゲていったものです。

ところが現代では、

  1. 10代後半で怪しくなり、
  2. 20才代前半で危ないと感じ始めて、
  3. 25才前後くらいからハゲていっているのです

家系・年齢・性別に関係になく

それも、20年25年前は本当に家系にハゲや薄毛の人がいることが薄毛やハゲる条件でしたが、今は関係ありませせん。

  • 家系は関係なく、
  • 性別も関係なく(女性の薄毛も増えている)、
  • 年齢も関係なく

ハゲたり薄毛になっているのです。読者の皆さんは、この現実をどう感じられますか?

性ホルモンの影響はいかほどあるのか?

性ホルモンに関しては次回書くようにしますが、果たして本当に性ホルモンの影響で、ハゲる人や薄くなっている人が多いのでしょうか?

20年とか25年前にも20才代でハゲている人はいるにはいました。でも5000人に1人か10000人に1人くらいしかいなかったように思います。

1980年代以前は若い人の薄毛・ハゲは少ない民族だった

ネイティブアメリカンにハゲはいないようですが、日本人も昔(1980年代以前)は、若い人の薄毛・ハゲはほとんどいない少ない民族だったのですよ。

現代のように10人に2人とか3人(もっと多いかもしれません)も、絶対にいませんでした。ましてや、20才代30才代の女性で薄毛の人なんて皆無でした。

1980年代以前と何が違うのでしょう?

この違いに、毛を無くさない方法や回復させる方法のヒントが、隠されているように思います。

あなたが、今20才代とか10才代なら、あなたのお爺さんやお婆さんに、1980年代以前と今とで何が違うのか聞いてみて下さい。きっと役に立つ答えが見つかるはずです。

あなたが30才代や40才代なら1980年代以前と今との違いを思い出して下さい。

先入観や固定は観念外すこと

こう言うことを聞く時には、決して先入観や固定観念を持たないことです。TVや雑誌等のマスコミの情報や電子書籍やホームページ等に載っていることで、情報操作された情報で先入観や固定観念を持っています。

昔と今とで純粋に何が違うのかが分かれば、色々な情報に惑わされることもないと思います。「男性ホルモンでハゲるのだ」=これは立派な情報操作された先入観・固定観念ですよ。

正確には、「男性ホルモンは、たくさんあるハゲる原因の1つでしかない」です。
人によりほとんど影響のない人もいますし、男性の場合に限られます。

25号は平成17年(2005年)4月15日に配信されたメールマガジンです。

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