毛はプロセスを経て薄くなり、プロセスを経て増えていく
今号の問題提起！
毛が増えるには、増える為のプロセスを踏む。それを知る為にご自身を知る
育毛を考える時、誰でも最終結果の毛がフサフサに戻ることを願います。では、何かをしたからと言う理由でいきなりフサフサに戻るなんてことはありません。
どんなことでもどんな病気でも、必ずいきなり目標達成とかいきなり病気が治ると言うことはありません。
回復する段階を踏むもの
お肌なら、一律に肌が剥がれて生まれ代わっていきますから、その人に必要なスキンケアを行えば、2ヶ月～3ヶ月もすればお肌が良くなってくるのを実感できます。でも、いきなり綺麗なお肌に戻るのではなく、段々と戻っていくものです。
回復力が弱いとか状態が悪いと治りづらい
風邪をひいて寝込んでいる時でも、体を休めて体力を回復していけば、段々と良くなっていきますが、いきなり風邪が治って元気はつらつと言うこともありません。段々と治り段々と元気はつらつになっていきます。
（最近は、回復力が弱っている人が多い上に薬で治そうとする人が多いので、治ったのか治っていないのかの中途半端な状態が長く続く場合が多いようです。）
ここに書いている「段々」と言うのが、お肌が良くなっていく為のプロセスであり、風邪が治っていくプロセスなのです。お肌の状態が悪いほど、このプロセスは長くなりますし、風邪がひどいほど治っていくプロセスが長くなるものです。
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毛が増える前兆があり、前兆から段々と増えていく
お肌のように一律に剥がれて生まれ代わるのではなく、段々と抜けて生え替わっていくのですから、お肌に比べて10倍も20倍も「段々」＝プロセスが長くなるのが当然なのです。
お肌の場合なら、お肌の生まれ代わりが正常化して、段々と良くなっていくプロセスを踏みます。風邪なら、体に体力がついてきて、熱が下がり始めて段々と風邪が治っていくプロセスを踏みます。
育毛に言い換えれば頭皮に力がつく
頭皮に回復力が戻り、次に毛の生え替わるサイクルが正常に戻り、段々と生え替わってくる毛から本来の毛に戻っていくものなのです。細かく見るともっと色々と詳細なプロセスがあります。
毛が回復していく為のプロセスを全く考えずに、最終結果ばかりを求めるから上手くいかないのです。
毛が増える為の前兆
毛が増える前兆を知る為にも、薄毛の状態や問題点を知る必要があります。が、頭皮の色や硬さ、その人の環境や体の内部の問題、お仕事や心の持ち方、進行度等々が個別には大きく違いますから、画一的な情報はほとんど役に立ちません。
ですから、毛が増える為の前兆を知る為にも、あなたの薄毛の問題点が何なのか？を客観的に知ることがとても大事になってきます。
以下のような単純な比較はできません
- 「頭皮が柔らかければ良い」とか
- 「頭皮が白ければ良い」とか
- 「抜け毛が減れば良い」とか単純なものではありません。
この辺のことをちゃんと分かっていないと上手くいくものも上手くいきません。まずは、ご自身の事を良く知る為にもご相談をお受け下さいませ。
21号は平成16年（2004年）7月25日に配信したメールマガジンです。