女性の薄毛の原因は普段のヘアケア習慣
今号の問題提起!
清潔にして綺麗に魅せるヘアケアの習慣が女性の薄毛の原因です。
女性の薄毛は、過去何年間にも渡って髪を痛めつけるようなおしゃれをしていて、その影響が何年も経ってから髪の毛に出てきているものがほとんどです。
髪を痛めて頭皮を痛めているのが女性の薄毛の原因
ご相談を受けていますと、多くの女性は「過去何年にも渡ってご自分が行ってきているヘアケアに大きな問題がある」と認識されていません。
そればかりか、良いことをしてきていると思っている女性までいます。
ところが、あくまでも相談にいらっしゃる女性の髪を「見て」「触って」の話になりますが、間違いなく非常に痛んでいて、トリートメントやリンスでコーティングしないと、櫛が通らなくなっている人までいらっしゃいます。
髪がギシギシ・パサパサが女性の薄毛の原因
相談室では、温水で洗うだけなのに、髪がギシギシで、パサパサになっている人や指が髪に引っかかってしまう人も多いのです。素直に、サラッとした髪の人はいらっしゃいません。
「トリートメントかリンスをしないと駄目なんです」
当然ですが、毎日のように痛むヘアケアをしているのですから、髪の先になればなるほど痛んでいきます。でも根っこの方は、比較的痛みは少ないですね。
だから、髪の長い人ほど先の痛み具合がひどく、ヘアケアに苦労されているようです。
中には、相談室で頭皮の温浴を行うと髪が絡まってしまって団子状になり、大変な思いをした女性もいらっしゃいました。
頭皮を痛めないヘアケアは髪も傷めない
でも、髪が団子状になった女性の場合は、頭皮を痛めないヘアケアを続けていると良質の髪に変わって、サラッとするようになっています。肩よりも長いので結構長めの髪ですが、最初の頃の絡まりは何だったの?って感じになる場合が多いです。
何を言いたいのかと言うと、「皮膚よりも硬い髪を痛めるようなヘアケアをしているから薄くなるんだ」と言うことなのです。これが女性の薄毛の原因の一番大きなものです。
リンスやトリートメントが必要な理由?
疑問に思いません?
本当に髪のことを考えているシャンプーならシャンプーだけで十分なはずで、シャンプーで髪が痛むことはないはず。
ただし、気を付けて欲しいのは、最近はシャンプーにリンスやトリートメントに使われるコンディションイング成分が入っているものもあると言うこと。
まぁ、実際にシャンプーで洗髪してみれば分かります。頭皮のことを考えているシャンプーなら、洗髪中は、ギシギシして指通りが悪いです。が、乾かせば髪はサラッとしています。
コンディションイング成分入のものは、洗髪中はサラサラした感じで指通りが良いです。そして、乾かせばコーティング処理したようになります。
リンスやトリートメントが必要だと言うことは、使っているシャンプーで髪のキューティクルを傷めていると言う事ですね。
髪より柔らかい頭皮はもっと傷めらる
シャンプーにコンディショインング成分が入っていると言うことは、洗浄成分も一緒に頭皮と髪に残留すると言うことです。
すすぎをしっかりしたくらいだと残ります。そうでないと目的が達せられないのですから。
こうして普段のヘアケアで、毛の育ちが悪くなる頭皮に自らしてしまっている女性が非常に多いのです。
73号は平成19年(2007年)6月29日に配信したメールマガジンです。