育毛の知識では薄毛は治せない
今後の問題提起!
育毛の知識より、薄毛を治す育毛の実践方法が必要!頭でっかち人間=知識ばかりの人は失敗する
最近のご相談者には少なくなりましたが、育毛の情報や知識だけは誰にも負けないと言うような人がいます。ほんとうに感心しますね。それなら、相談なんかせずに自分で治したら良いのにと思います。
製品の成分のことやら、どのような育毛法があり・その育毛法の評判はどうかまで、ほんとうに良くご存知です。
育毛の知識を質問をする人は毛を無くしている
- 「お宅のシャンプーには、○○と言う成分は使っていますか?」とか
- 「お宅の製品には、保存料を使っていますか?」とか
- 「お宅の製品の成分は、石油から作られたものですか?」とか
- 「お宅のシャンプーは、合成の界面活性剤ですか?」とか
- 「お宅が扱っている育毛製品の評判は○○だけど、どう思われますか?」とか
- 「この育毛法で毛が太くなるらしいのですが、本当でしょうか?」とか
「あなた」にとって必要な育毛の知識ではない
ほとんど人にとっては、その人に効果が望める育毛とは関係のないことばかりの知識だけを寄せ集めているのです。
また、上記に書いたようなことを一生懸命調べて、専門家になったような気になっている人もいます。このような人たちが、ご相談にいらっしゃる場合があるのです。
育毛の知識偏重の人は知識が邪魔をする
育毛の知識偏重の人が、弊社で育毛に取り組むと、まず上手く行きません。よく知っているのだから上手く行きそうなものですが、よく知っていることがアダになるのです。
必要のないことを加えたり、必要なことを軽く考えてしなかったりします。だから助言するのにも疲れます。そして、すぐに自己流に走り製品の目的や育毛法等の大事なことを生かすことができないのです。
不必要なこと育毛の知識に基づく行為は負担になり薄毛を進行させる
世の中不思議ですよね。
育毛の知識もあるし、専門家になっているのですから、自分の薄毛を治せば良いのにと感じます。
あなたにとって必要な育毛の知識と、不必要な育毛の知識をより分けて下さいね。不必要な育毛の知識は負担になることはあってもプラスにはなりませんから。
上記の質問の回答
念の為上記に書いたことの解答を簡単に書いておきますね。
- 成分を知っても製品は分かりません。処方設計で決まるから
- 保存料のない製品は作れません。自然のものはどんなものでも腐敗するから。
- 石油の影響を受けていないものはありません。植物の肥料や農薬にも石油から作られたものが含まれているのですから。
- 石鹸も界面活性剤の一種ですし、植物生れのものでも界面活性剤です。悪さ加減は変わりません。(界面活性剤にも色々あり、石鹸よりも毒性の低いものもあります。高価ですが。)
- ネット上の評判ほどいい加減なものはありません。どこの誰が、どんな人が言っていることか分かりますか?
- どんな育毛法にも良い所もありますが悪い所もあります。要は、確率の問題です。悪い所が何かでその確率はほぼ決まります。
調べて分かる育毛の知識・情報では毛は増えない
ネットでちょっと調べたくらいの知識や情報程度で毛が増えるなら、誰も苦労はしないのです。
野球のできない野球の専門家に野球を教えてもらっても上達しません。ゴルフの理論はすばらしいのに、コースに出れば下手な人はごまんといます。
「実践経験から」か「ネットや本から」かは大きく違います。今は今は情報が多過ぎる上に、育毛の知識や理論をもてあそぶ「にわか専門家」が多いことで混乱している人が非常に多いようです。
が、情報を集める側にも問題があるようです。次回はそれがテーマです。次回「答えしか聞かない人が多い。もう少し考えることすれば良いのに」
育毛の知識にはご注意ください。
私は育毛方法をアドバイスするカウンセラー・セラピストです。成分や製品を作る専門家ではありませんので、成分や製品についてはある程度しか分かりません。本当のことを知りたいのなら、基礎から皮膚医学と薬学を学ぶことをお奨めします。
もしかすると、このメールマガジンを読んでいる人の方が成分や製品について知っているのかもしれませんね。でも私は薄毛を治す実践方法を知っているのです。
31号は平成17年(2005年)8月30日に配信したメールマガジンです。