2号:シャンプーはその目的と処方が大切だ

2号:平成14年5月19日

最近の育毛関係の製品を扱っているホームページや掲示板等では、よく言われるのがシャンプーの成分的なことです。
特に言われるのが以下のことです。

前号では以上のことは全くのナンセンスなことですよ、と書きました。理由は以下の通りです。

成分的なことを言うのは、製品のことをよく知らないからです。また成分的なことを訴えるのは“知らない人”には訴えやすいからです。

確かに界面活性剤は言われている通り悪い点は多いです。
でもこれを悪く働くようにするかどうかは成分的なことではなく、その製品の作り方次第なのです。作り方次第では、悪いと言われることが実際に悪く働くのです。でも作り方次第では、悪いと言われることがそんなに悪くは働かないのです(実際上は洗うと言う行為自体が頭皮を痛めるので、痛めないような使い方や育毛法が大切)。

界面活性剤の良い所

界面活性剤の悪い所

上記の良い所も悪い所も合成であろうが石油系であろうが植物生まれであろうが何であろうが変わらないのです。
市販のシャンプーは、使う側(消費者)が使った時の感触を求めるので、使う側の感触を充足させるような作りになっています。だから、以下のような目的の為に作られています。

すると、当然上記の良い所が十二分に働くように作られます。良い所が十二分に働くように作ると当然のごとく悪い所も十二分に働くのです。
また界面活性剤は安価であればあるほど良い所も悪い所も十二分に働くので、作る側にとってみても価格競争上都合が良いし、使う側にとっても手軽な価格で買えるので都合が良いのです。

使う側(消費者)の求める感触や使い心地、スタイリング、手頃な価格を優先すると、界面活性剤の良い所を活性化させることが必要な訳です。

ところが、このような作り方をすると悪い所も活性化され、当然頭皮は過剰に綺麗になりますが、綺麗になった所に元々付着力の強い界面活性剤が頭皮に付着します。強い浸透力のある界面活性剤は、頭皮の細胞に浸透して痛め弱らせます。

加えて皮脂の脂分ともよく混ざることもあり、普通なら浸透することがあり得ない毛穴からその浸透力の強さから浸透していき、毛を作る組織を攻撃し痛め弱らせていきます。
こういった感触を優先している市販のシャンプーを毎日使い、過剰に洗髪して上から上から界面活性剤を押し込んでいるのですから、頭皮が痛められるし、毛を作る組織も痛められるのです。

ここで間違って欲しくないのは、市販のシャンプーのような目的の違うシャンプーで過剰に洗うと良い事無いと言うこと。
シャンプーなら、全てが全て悪いのでもなければ、過剰に洗髪することになってなければ問題ない場合がほとんど。
何でもかんでも一緒くたに捉えがちですが、間違わないようにお願いします。

じゃ、石鹸シャンプーはどうでしょう?

所謂、界面活性剤が入っていないと言う良い所はあります。(でも、石鹸自体は大きい意味での界面活性剤です)
では、皆さんは手が油で汚れた時には何で洗い流しますか?普通は石鹸ですよね。
石鹸は違った意味で頭皮の脂分を過剰に洗い流すし、石鹸自体は昔は殺虫剤に使われていた程細胞には悪いです。

また、石鹸は頭皮のバランスを崩して頭皮の環境を悪くするので、良い毛を育てたい人には向かないシャンプーなのです。まあ、石鹸の原料には、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムと言う劇毒物が使われているので、自然のものでもない立派な合成物ですから、「石鹸だから」というのは何の根拠もないのです。

上記にも関わらず、シャンプーするのに5分も10分もかけてしっかり丁寧にシャンプーしているとどうなるのかは誰が考えても明らかです。
現実、私のところに相談のメールを頂く使っているシャンプーを聞くと、合成とか石油系と植物生まれとか石鹸とかに関係なくメールを頂きます。

特に最近では、石鹸シャンプーを扱っているところが、界面活性剤が入っていないと言うことを売り文句にしてこともあり、石鹸シャンプーを使っている人が増しています。
でも薄毛や細毛が解消するどころかさらに悪くしているように見受けられます。
本当のことを知らないばかりに知らされないばかりの不幸としか言いようがありません。

これらは、育毛の相談に見えられた人の頭皮を蒸して毛穴を開き、洗い流して集めたお水を見ればよく分ります。
白く濁っていますし、かき混ぜればよく泡立ちます。どれだけ頭皮に付着しているかまた毛穴内部に残留しているのかの証拠です。

だから、シャンプーについては成分的なことでは市販のものであればどんな製品も変わりませんから、本来はシャンプー法が非常に大切になってきます。

今号ではシャンプーの成分的なことを書きましたが、次号では洗い過ぎがどうしていけないのか、どうして頭皮が危ないのかについて書きたいと思います。
当然、上記の通りシャンプーの作り方が問題なのですが、ここには必ず皮脂の分泌が問題として出てきます。
皮脂の分泌についても間違った認識を持っている人が多いので、これについて書きたいと思います。
成分的なことやシャンプーをどう見分けるのかについてもう少し書きたいと思います。

シャンプー法については、今号にもヒントは書いています。次号の皮脂についてもヒントが出てきます。具体的なことは書けないのが残念ですが、皆さん想像して下さい。

育毛相談WEBの薄毛対策

育毛相談WEB育毛は頭皮のことを考えましょう。頭皮は人それぞれ、だから育毛法も人それぞれ。薄毛の原因も人それずれなので、薄毛の改善パターンも人それぞれなのです。
薄毛の対策は育毛相談WEBの頭皮回復から』
効果がある言われる育毛剤を使っても毛は増えません。抜け毛が減っても増えない。発毛しても育毛にはならない。他人様の育毛の成功体験ほどあてにならない。

薄毛は個体差があり、効果的に育毛を行うには、その人の習慣や体質・環境に大きく左右されます。 一般的な情報は、あなたには役立たない情報になるだけでなく、かえって負担を与えたり、畑違いのケアになることさえあり、せっかく行っているケアが頭皮を痛める素にもなりかねません。効果的に育毛を行う為にも、あなたの個別の相談を受けましょう。